私は耳で恋をする

ある日歌声の一撃で沼に落ちたオタクの話です

Lead Upturn 2018 MILESTONEが最高を更新してきた件

たまにはシンプルなタイトルを心掛けてみた
ということでタイトル通り、「Lead Upturn 2018 ~MILESTONE」について語るそんなブログです。

 

…と、ここまで書いて下書きに眠らせてしまっていたら年を越していました、皆様明けましておめでとうございます!!!!!2019年もこんな感じのダメダメですがマイペースに書いていこうと思いますので暇つぶしにでも使ってやってください。

 

さて、本題はこちら。

Lead Upturn 2018 "MILESTONE"

 

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Leadの2018年夏ツアーについて語りたい、それだけのブログです。

一昨年行われた、Upturn2017 "This is Our Day"は、Leadにとって15周年の記念ツアーであり、舞浜で行われたアニバーサリーツアーの流れも汲んだ、未来と過去の融合のようなじーんとくるライブでした。 

tok-314.hatenablog.com

 

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そんな中、Upturn2018は、2018年7月に約2年ぶりにLeadがリリースしたアルバム"MILESTONE"を引っ提げてのツアーということで、アルバムという骨格がある中でのツアーはまた一味も二味も違うんだろうなと覚悟していたらその覚悟を余裕でぶっ越えられた感じです。(アルバムのダイジェストはこちら)

 

youtu.be

 

今回のツアー全日程はこちら:

8/5 仙台(日立システムズホール仙台)
8/15 福岡(ももちパレス
8/18 名古屋(名古屋市芸術創造センター)
8/26 大阪(大阪国際交流センター
9/1 東京(中野サンプラザ

 

各日程で昼夜2公演、合間に特典会と、Leadの相変わらずの体力お化けっぷりを見せつけられた夏でもありました。だって、生半可な運動量じゃないはずですよ?歌はもちろん全力生歌だわ、ずっとダンサーばりにバキバキに踊り続けるわ、、、忘れがちなんですけど別にLeadさん、体力のあまりある10代男子とかじゃないので、アラサーなので。。。ホントすごい。私は今回も幸運にも全ステできたのですが、見てるだけのこちらの体力がもたないわ、と、2019年のオタ活の目標は体力作りだなとひそかに心に誓ったレベル。

Upturn2017と見比べてみると、福岡以外は会場が違ったんですね。会場の雰囲気が違っても、ひとたび幕が上がればLeadで染まるあの感じは、各地に行く醍醐味の1つだなあと実感。願わくば(毎回言ってる気がしますが)5都市に限らずどうかもっとLeadの魅力を届けに行ける場所が増えますようにということと、こんな最高な作品が1ヶ月ぐらいで幕引きになるのは勿体なさ過ぎるのでもう少し出し惜しみして長期間やってほしいなということ、、、少し間をあけての海外公演とかしてほしいなあ!!!(口実にして海外行きたいだけ)

 

さてさてそれでは、セトリとともに振り返りをば。

 

OP. Untitled

 アルバム冒頭曲でもあった"Untitled"は、メンバー鍵本輝くんの作曲。今やこれを聞くと、ああ~~~~始まる~~~~!!!!!と体がうずうずしだす、まるでパブロフの犬状態なオタクたち。ちょっと緊張感のある、キラキラとした高音から始まり、低音が響いてパワフルになったと思えば、その二つが重なって…という音の展開がほんとおしゃれ。これって確か、これまでのLeadの歩みを音にしたとかなにかインタビューで言ってませんでした?音だけでこんだけ表現できるってすごいし、ここで一気に会場の空気感が変わるのも素晴らしかった~~~

 

1. Bumblebee

 からの"Oh Oh!!”という聞き覚えのあるイントロから始まるこの曲!!!シルエットで一人一人登場する時点でもうかっこよすぎずるい彫刻じゃん!!!!!

 

この曲のアレンジ憎いんすよ。。。普通ならイントロからそのまま流れるように入っていく歌い出しを、焦らすんすよ!!!!えっもうさ、一人ずつシルエットで登場されている時点でオタクのボルテージは最高潮なのに、そこで焦らされるもんだから歌いだし以降のテンションが異常。特に私にとってこの曲"Bumblebee"は2018年のLeadのリリースの中で一番好きな曲だったんで、この時点で既にチケットの元が取れたことを確信。なんて驚異のコスパなのLead。ここまでで既にプラマイゼロで、2曲目以降はむしろプラスですからね?実質無料どころかお金をもらってライブを見ているような気分(経済観念の崩壊)

 

あと触れずにいられないこの衣装の大優勝っぷりなんですけどね???ブルーの長めのジャケットかっこよすぎ…Leadって衣装として統一感を出しつつも一人一人の個性に合わせて絶妙に違うの素晴らしいですよね。あっくんは割とスタンダードなジャケットの形で、ガタイの良い伸也さんはボタンがダブルになってるあたりもいいんですけど、特に敬多くんのジャケットの途中に横に切り込み入ってるのが死ぬほど敬多くんっぽくて初見で死んだんですけど伝わります?(伝われ)

 

2. What cha gonna?

 

この曲は生で見たら死んじゃうから見ちゃダメってばっちゃんが言ってた。

曲自体はリリース2004年ですよ…?2018年の今もこんなに最新でかっこいいってなんなんでしょうか???Leadさんはそろそろ時空を無視するのをやめて頂いていいですかね?????曲の雰囲気に合わせて声にエフェクトかかってたり、敬多くんの歌い方がBumblebeeの"つやっぽセクシー"から完全に"ハスキーな獣"に変わってるのはずるい。冒頭ここまで2曲で、徐々にゆっくりとLeadの世界にいざなう気がさらさらなくて、いきなり崖から突き落とすレベルで追い込んでくるのもはやすがすがしくて笑いが出る。Leadさん鬼畜ですよねそういうとこ推せます。(結局)

 

曲の元々の強さをちゃんと活かしつつ、振り付けも音もちゃんとアップデートされているあたりに、Leadの歩んできたキャリアの長さを感じる一曲だったなあ。意味のある16年を過ごしてきた人たちだからこそ、昔の曲への愛をそのままに今の自分たちに合わせてさらに魅力を引き出すスキルがある。愛だけでも、スキルだけでも成り立たない、Leadだからこその作品の届け方が見えて、最高の1曲でした。(まだ2曲目なのにもはや気持ちがクライマックス)

 

3. Love or Love?

 

今回の看板商品!(っていうとダサいね)ではなく、アルバムのリード曲でしたこの"Love or Love?"がここにねじ込まれる辺りもニクイ。2018⇒2004⇒2018なんて時空飛び越える癖に、ちゃんと一貫した世界観が一本通ってるところがずるい。攻めのLeadを見せる曲でありつつも、がつがつ攻め込んでいく若い勢いではなくて、どこかに余裕があって誘い込む戦略的な攻めになっている、大人の成長を見せつけてくる…うっ…。

 

Lead「なあ好きだろ?こんなの?」
私  『ああ好きだよ!!!!!!(号泣)』
(すみません取り乱しました)

 

ちなみにこの曲は私の大大大好物であるShow-heyさんの振り付けなのですがそれがこの衣装のひらめきと相まってまあかっこいいもんだ。。。イチオシは2番のサビで「も~え~あ~が~る~」のところです。(超ピンポイント)脚はこびまでかっこいいって本当に奇跡。あの本当に今更なことをここから言うんですけど……すごいことに気づいたんですけど……Leadってダンスうまいですよね?
あ、待ってごめんなさい石投げないで聞いて、いやわかってるんですうまいのはわかってるんです、だけどなんていうか、本当にうまい人たちって、ダンスをいとも簡単なように踊るよなって。他の人がまねしたりすると、どんなに複雑で細かくて難しい振りなのかわかるんですが、Leadがやってるとまるで呼吸するかのように自然でそれでいてかっこいいので、難しいことに気づけない。そのレベルでダンスがうまいこの人たちは、本当にすごいと同時に、頼むからもっと自慢してくれ…と膝から崩れ落ちるオタクなのでした。

 

4. Extreme girl

 

からのこれですよ!!!!!"Extreme girl"も2004リリースだそうです、2004年ってワインで言う当たり年みたいなもんです???いやでもそしたら毎年当たり年になっちゃうかLeadの場合。 あんな若くしてこんなに大人な曲を歌って踊っていたっていうのがもう衝撃。今のLeadがパフォーマンスすることで色気が止まらない。

 

この曲では女性ダンサーさんが真っ赤なワンピースで出てきてめちゃくちゃセクシーに踊るんですけどもうそれが最高に曲の世界観を表していて最高だった…全員で3人女性ダンサーさんいらっしゃったと思うんですが、皆さん素敵でした…贅沢を言うならばぜひ次回からもっとLeadと絡んで頂きたい。。。というか敬多くん。。。(そこ)一瞬すれ違うところがあるんですけどそこで敬多くんが視線を交わすだけで死ぬほどかっこよかったんですよね!?この1曲のためだけに女性ダンサーさんに参加頂くってどれだけ贅沢な人の使い方だよってね。

 

後は椅子を使った演出もよかったし、途中でジャケットを脱ぐときなんかは個性が出ててそれもよかった。脱いでくちゃくちゃにして椅子にかけてる敬多くんかわいかった。。。あとはこの曲の照明がめちゃくちゃかっこよくて!!!!!間奏のダンスのところとか、最小限のライトでシルエットが浮かび上がって、なんかうまく言えないけどいい意味で埃っぽい感じの雰囲気(いい意味で埃っぽい、とは。。。)で、きゅっと張り詰めた感じと力の抜けた色気の緩急が素晴らしかったです!!!

 

ここまでで一区切りして、MCで自己紹介。ノンストップでここまで歌とダンスを見せつけて既に心拍数が限界です。。。

 

5. GET DIZZY

 

伸也さんのラップから 始まるこちら…!先ほどのExtreme girlでジャケットを脱いでいてナチュラルに衣装チェンジが行われていて、カジュアルでリラックスした雰囲気に。こういう雰囲気の切り替えを、さらっと曲中で演出として行っていてこちらに気づかせないのがすごいなあ。衣装チェンジします!!!って感じじゃなく、気づいたら切り替わっているという、そのさりげなさ。肩の力を抜いて聴きたくなるこの曲の雰囲気と3人のシンプルな服装がめっちゃ合う。

 

こちらは2008年リリースのアルバムFeel the Vibesの収録曲。先ほどまでのバリバリなダンスナンバーから一転、リラックスしたこんな届け方もできるあたりにLeadの幅広さが見えて楽しい!そして問題は、踊らなくてもかっこいいということ…(ここで頭を抱える)まあ「踊るとは」って話なんですけどね、決めた振りをバチバチ踊らなくても、音に自然にのりながら体を揺らして歌う姿がかっこよくて、彼らの体の中に音楽があるんだなって感じる。もしかしたら、音楽がそこにありさえすれば、Leadは常に"踊って"いるのかもしれない。。。好き。。。(着地)

 

6. Baby'cuz U!

 

GET DIZZYの途中から敬多くんが居ない…?!と思っていたら客席から登場して初日に驚きまくったこの曲。「もう~はな~さな~い♪」が生で聴けるなんて。。。。。2006年リリースのアルバム"4"の収録曲のこれ、昔からのファンの方にとってはたまらなく懐かしくて嬉しい曲だそうですし、私のような新規からすると爽やかで今聞いても耳に残るいい曲…!!!恐ろしいのは、こういう爽やかな曲を歌うときは全く歌声を変えてくる古屋敬多さんという方の存在ですよ。。。What cha gonna?でのハスキーな獣どこいった???なんでそんな開けたてのラムネみたいな爽やかで甘い歌声なんですか???本当に同一人物なんでしょうか????? 

 

ステージ中央の階段のようなセットの部分に3人が座ってじゃれあいながら歌うのがこの曲の恒例みたいになってました。あっくん⇒敬多くんにちょっかいをかけるときはニヤニヤしながら少し遠慮がちに、なのに、反撃する敬多くんの容赦のなさよ(笑)落ちるぞ!?とか、歌える!?とか、色々焦った記憶がありますwそしてそれを優しく見守りつつたまに巻き込まれる伸也さんの安定感。

 

7. 雫~Sizk

 

"Baby'cuz U!"のアウトロから雫への繋ぎ考えた方、誰だか知りませんが天才だと思います!!!!!!雫は今回のツアーで一番印象が変わった曲!こんなにもライブ映えする曲だとは…って感じでしたが、この繋ぎがまじで上がったってのも大きな要因の一つ。毎回「きたきたきたきたあ~~~!!!」ってなってた(心の中で)。シンセの浮遊感が夏にぴったりだし、疾走感もめちゃめちゃあるし、Leadの歌声もダンスもそこに勢いを加えてくれるからとにかく「気持ちいい」という言葉が似合う。

 

今をときめくDA PUMP "USA"と同じ作詞家shungo.先生の作品ですが、その独特な歌詞すらもすんなり耳に入ってきてしまうあたりの魔力。「君からあふれる~どの液体もあったか~い♪」がどうしてもクスリとしてしまって好き。でも、"雫"が「絶望を穿つ」って歌詞がめっちゃいいですよね。石のように固まった心も、どうにもならない絶望も、そこを溶かして穴をあけるのは、一滴の雫なんだっていう、一見柔らかい弱弱しく見えるものでも「その波紋は果てしない」んですよねえ。って思って聴くとめっちゃ名曲やん!??!?ってなり、今回のツアーで大好きになりました。ステージ見ると好きな曲が増えるって嬉しい悲鳴ですよLeadさん。

 

8. Backpack

 

気持ちいいシリーズ(勝手に命名)。トロピカルハウスサウンドが本当に気持ちよくて真冬の今でも季節感ガン無視でずっと聴いてるこちら。"Love or Love?"と並んでアルバムのリード曲になる可能性があったと聞いても納得の、力のある楽曲ですよね。

 

この曲ではグッズのバックパック(リュック)を背負ってLeadとダンサーさんが踊る!黒い革素材なので最初ランドセルに見えてしまったのは内緒(主に敬多くん)(内緒にできてない)"This is shape of love~♪"でぐいーんって腕を伸ばして嬉しそうに回す振り付けがかわいくて思わず笑顔になる。ダンサーさんと目線を交わしながら楽しそうに踊っていたのも、Lead crewって仲良しのいいチームなんだなあと感じた場面。あと伸ちゃんのメロの上で敬多くんがはもるって声の組み合わせが大好きなんですけどこの曲のサビはそれが聴けるから本当に好き~~~~~あと"ここ~ろが♪"からの間奏が急にダンスの雰囲気変わるのも好き~~~~~それまで気持ちよく音にのるって感じだったのがバチ!って合わせてくる感じになる切り替えがかっこいい!!!

 

ダンスコーナー

もはやLeadのライブの代名詞とも呼べるのでは?ダンスと音で表現するストーリー。楽しいわかっこいいわで、Leadだからこそできる見せ方が詰まってるので本当に毎回見ていて飽きない…!!!

 

今回はまず、生活音を音楽に取り入れているのがものすごく面白かった…!新聞をたたむ音、マッチを擦る音、貧乏ゆすりの音、柱をたたく音、電車にまつわる様々な音…日常にありそうなシーンとそこに含まれる音が自然と音楽になっていって、Leadのダンスがのって、そしたら作品になっちゃうなんて…大げさかもしれないけれど、感動した。生活に寄り添う音楽って時折Leadが言っているように、どんな"音"でもLeadが踊れば"音楽"になるのかってもう、、、伝わってますか!?!?!?

 

あ、酔っ払い敬多くんがたまらなくかわいかったことはもう話しましたっけ?酔っぱらってるのにそれが軽やかなダンスになっていて表情もかわいくてでもステップが軽やかでかっこよくて、いろんな舞台やお仕事で身につけてきた表現力が本当に豊かに表れていてお気に入りでした。(吐きそうな演技まで上手だったw)伸ちゃんのパワームーブも本当に良かったし、ダンス1つとってもLeadは個性が全然違うから強いよなあって思いました。なのに3人そろって電車内ダンスのシーンでは膝を上げ下ろしするだけなのにめちゃくちゃかっこよく見えるのはなんでなのずるい。真っ白の衣装も舞台上でとっても映えていてよかった…!

 

9. 雨のち君

 

いやあこの曲聴けると思ってなかったな嬉しい。白衣装にジャケットをさらりと羽織るだけで真夏の爽やかさから一転、小雨降る肌寒さを表現するの、うまいよなあ。

 

175Rさんの同名曲「雨のち君」のカバーですがすっかりLeadカラーに染まってるところがさすが。そして中央のベンチに座りながら歌うんですが、座ったままなのにその声量なの…???この曲はひいき目なしに敬多くんの声にバチバチに合ってると思うのでお気に入りフレーズは山のようにありますが「こんなに人を好きになれると知って、いつかまた誰かを好きになれるかな」が今この瞬間ではイチオシですね。(なお聴くたびにイチオシが変わります)

 

ただ、やはり落ちサビ前の伸也さんのラップがどうしても涙腺にくる。「何度も何度も何度も呼んだ」にあそこまでもどかしさとかやるせなさとか自分に対する憤りを表せるのすごいし、伸ちゃんのラップがあってこそのLeadの楽曲だよなあって実感できる一曲!

 

10. Tell Me Why

 

あっくんが洋楽を意識して作ったというこちら。めちゃくちゃわかる…洋楽ってラブラブ曲もあるけどびっくりするほどのダメ恋愛を直接的に書いた歌詞多いよね。これはLeadの中でもあっくんにしか書けない歌詞だし、さすがあっくんの歌い上げのレベルがハンパない。同じメロディーラインを歌っていても、くやしさでこぶしを握って歯を食いしばるような歌い方をする敬多くんに対して、あっくんは静かにツーっと涙が頬を伝うって感じの歌い方。「何が足りない?」も敬多くんが相手に迫るような歌い方だけどあっくんはまるで自問自答するような歌い方。この二人の表現の違いが面白くて聴けば聴くほど発見のある曲でした…あともちろんそれを支える伸ちゃんの低音ね?音源よりもライブって伸ちゃんの低音映えますよね。なんだろう、スピーカーの質???ぜひ皆様ライブで堪能してほしい!

 

あとはこの曲振り付け(ってkyoさんなんだっけ?)の構成がすごいかっこよかった…!立ち位置が魔法みたいにくるくる回るのがかっこいいし、ほぼ踊らずに歌っていたと思ったら急にバキバキに踊る緩急も、歌詞と連動しているような振り付けも曲の世界観を全身で表していてダンスの表現力がめちゃくちゃ活かされていた…あと単純に、ひざまずくイケメンって尊い(急なIQの低下)

 

11. これまで、これから

 

からのこの名バラードですよ。観客からの拍手と溶け合うように雨音や風の音が流れたと思ったらイントロが流れてくるってお洒落かよ。。。『歌声』というものにここまで集中できる数分間は人生でなかなかないんじゃないかというくらい、無駄を全てそぎ落として歌声一本で勝負してくるところに自信が表れてていい。だってこの人たち、あれだけダンス踊れるんですよ?????なのに歌もうまいってどういうことなんでしょうか。

 

1番はたっぷりあっくんがソロで。シンとした会場に響くあっくんのビブラートは綺麗だった~。あっくんの声はやはり華やかなので、こういうバラードだと明るく響くというか、さっきの悲壮感はどこへ?というくらいきらめく歌声がさすがの一言。

 

そして2番は敬多くん。歌声にここまで真の優しさがにじみ出ている歌手ってなんて稀有なんでしょう。。。"真の"優しさだから、ただ柔らかいんじゃなくて、強さも持っていて、でも押してくる優しさじゃなく待っていてくれる優しさで、ただそこに在る、って感じで。そこにあっくんの高音コーラスが重なってくるともう……はあ。今これ書きながら映像流してるんですけどちょっと本気で涙出てきたんで一回拭いてきますね。(…)お待たせしました。

 

この曲は歌詞の展開も最高なんでぜひ観てほしい。例えば似たフレーズも段々確信が強まっていくところとか(「いらないものなどないはずで」が「いらないものなどなかったね」になるとか)、そういう細かな心理変化まで丁寧に描かれていて大好きな歌詞です。。。

 

あ、あと歌い切った敬多くんの「…ハァッ」って吐息を着メロにしようと思っています。(変態)

 

12. 君と歩く未来(ワンハーフver)

 

ここでこの至極の名曲…!しかもなんか歌詞新しいじゃねえか!!なんだこれ!!!ってなったのが初日のこと。歌詞だけじゃなくてアレンジも少し新しくて特にイントロの音が好きでした。この歌詞が全女子の言ってほしいことの塊すぎて、仮にこの先谷内伸也さんが何か犯罪に巻き込まれるとかとんでもないスキャンダルが起きるとかあってもこの歌詞を書いたという事実だけで一生許せるレベル(とは)(縁起でもない)なんかいちいち、"ま、君らしいけど"って肯定してくれるところとか、"君が僕にしてくれたように"ってお互い様感を出してくれるところとか、いちいちTHE良い男すぎて、リアルの世界にこんな男の人いたら結婚詐欺を疑うレベル(全力で褒めています)

 

そしてもうお気づきだと思いますがここまでの4曲のストーリー性ね…?????

失恋して雨と共に去る恋人(雨のち君)

去った恋人がダメな男につかまっていてイライラ(Tell Me Why)

それも乗り越えて一緒になった二人(これまで、これから)

そしてHappy End(君と歩く未来)

 

ここまで完璧なセトリを生まれてこのかた見たことがありません(というのはちょっと盛った)。いやでもホント、初日にこれ見せられた時、壮大な一本の映画を見せられたような余韻で、冒頭の攻めまくりセクシーモードや爽やか疾走感コーナーって、幻だったんだっけ?って記憶喪失になるところだった。Leadさんすごいっす。

 

13. メダリスト

 

で、その余韻には浸らせてくれないわけですよ!!!!!ホントLeadのライブって見ているこっちも真剣勝負(ゼエハア)突如始まる津軽三味線の音色に、降りてくる垂れ幕で一気にステージの様相が変わり、始まる「THE・漢」な空間…!伸ちゃんさっきあんな心あったまるラップしてたやん!ねえ!!!ってなりつつペンライトは全力で振っているオタク。

 

Aメロの照明の使い方がニクいなって感じで好きでした(集まってきて手で押すとばらけていくやつ)。敬多くんとダンサーさんが対峙しながらタイマンみたいになってるときの、指でくいくいって相手を煽るのが古屋・最高・敬多さん過ぎました。Leadの後ろに炎見えたもんね。ないけど。でも見えた(幻覚)。そして花吹雪降らせる演出した人控えめに言ってMVPじゃない?日本画と見紛うレベルで美。

 

14. 志~KO.KO.RO.ZA.SHI.~

 

「THE・漢」な楽曲が2曲もあるあたりにLeadの積み重ねてきたレパートリーの深さを思い知る。この2曲は続けてフルでYouTubeに上がっているので、百聞は一見に如かずでぜひどうか騙されたと思って(だましてないけど)見てほしい。

 

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DA PUMPKIMIさんがオリジナルで付けてくれた振り付けをどんどんキレよく迫力満点に進化させていて、同じ振りでもLeadは新しい魅力をどんどん足していくんだなってのがよくわかる!

 

そしてここでようやく少し長めのMC。気付きました?ほぼノンストップで一体何曲やるんでしょうこの方たち。。。冒頭にも書きましたがこれで昼夜2公演ですからね。体力お化けですよ。(そろそろ心配なのでしっかり休憩をとってほしい…)

 

15. Give Me Your Best Shot

 

えっと、すみません。この曲だけで多分1万字行くので別記事にしてもいいですか?…でもせっかくなのでなんとかここに収まるように書こう。。。

 

言わずと知れた名曲です。古屋・天才・敬多さんの作詞です。敬多くんの作詞についてはこちらを。

tok-314.hatenablog.com

 

そもそもこの楽曲は敬多くんが"OLさん、主婦、学生のみなさん……日々頑張っている世の中すべての女性たちに向けて書いた"という楽曲なんですけど、もうそれだけでどう考えても銀河系レコード大賞最優秀賞じゃないですか?(インタビューこの辺とか:

8th Album「MILESTONE」Special Interview | Lead Official Web Site

 

ホント七海ちゃんに感謝です(この辺:

【インタビュー】Lead新作『MILESTONE』の製作裏話満載!七海ちゃんって誰!? | 歌詞検索サイト【UtaTen】ふりがな付

 

大げさな励ましじゃなくて日常のちょっとした幸せに目を向けさせてくれるような、「ねえもっと笑って?」って、何かを変えなくてもいいからそのままの君で笑おうよっていう、、、私の言葉で説明したらこの曲の良さが逆に伝わらないのではと心配になるレベルの名曲。ちょっと本当に全人類聴いてほしい。歌詞カードを抱きしめて寝てほしい、きっといい夢見られるから。(真剣)

 

で、楽曲の良さはあと10年語れるんですけど、この名曲、なんとライブ前に「みんなで踊れる振り付けがあるから覚えてきて!」というお達しが下ったわけです。

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もうね、公開された瞬間から大評判だったし、普通にパフォーマンスしても十分心に届いて大満足だったと思うんです。でも、そうせずに、こうやってみんなで一つになれるような仕掛けを考えてくれて、ライブで生で聴けたって以上の思い出にしてくれる心遣い。そして毎回会場全体が踊っているのを愛おしそうに嬉しそうに見れくてる表情。多分、古屋敬多と書いてせかいへいわと読む。。。

 

音楽が人の背中を押すってこと、なんなら人生変えるってこと、改めて感じさせてくれた素晴らしい曲を、みんなで楽しめて最高でした!!!!!ありがとう!!!!!

 

16. R.O.O.T.S.

 

この曲こんなに楽しいと思ってなかった~~~!!!ライブで観て、音に乗って楽しそうにステップを踏む姿を見て、「Leadらしい曲」って言ってた意味が分かった!そしてこれでダンサーさんやDJ HIRORONを紹介するんですが、本当にLead crewって粒ぞろいで強い人たちが支えてるよなあって実感。

 

この辺からもはや脳みそは思考をあきらめてただひたすらに「楽しい~~~~!!!!」って叫んでる3歳児のようになる(笑)

 

17. トーキョーフィーバー

 

 

この曲をスタンドマイクで聴く日が来るとは!!!何を隠そう(隠してはいない)私がLeadを好きになってから最初のリリースはこの"トーキョーフィーバー"だったので、とても思い出深い曲ですね。最初は"Hey!"を入れるタイミングがつかめなくて難しいとか思ってたのに今や寝ててもできそう(それは無理か)それくらいライブの定番になった1曲!ここでももう脳細胞1%くらいしか稼働してない、ほぼ「楽しい~~~~~ぎゃはははは!!!!」みたいになってる(あほ)

 

18. Funk This Time!

 

本編ラストはこちら!フルバージョンがYouTubeに。

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これは楽曲もめちゃくちゃファンクでかっこいいし、ダンスがとにかく好き!!!suguruさんが振り付けだったかと思いますありがとうございますお歳暮送ります。歌いながらどんどん立ち位置変わるところとか、"う~ううう~うう"のところで(伝わる?)肩を揺らしながら音に乗るところとか、指先まで細かく表現するところとか、とにかくめっちゃくちゃかっこいい!!!あと"さらけだそうよ"のところの指の動きが色気があるにもほどがあるで賞

 

本編ラストをこうしてお祭り的にぶち上げて締めてくれるのも最高!もう日頃の難しいこととか悲しいこととか全部吹っ飛んで「あ~~~~~たっのしいかよ!!!」って終わってるし、声出して汗かいて笑って多分寿命伸びてると思うし、とにかくLeadのライブって最高だなって!笑いすぎて大体この頃には顔の筋肉が痛い!!!

 

どの公演からかは忘れましたが曲が終わっても客席からの歓声が満足いくまでフリーズしたまま煽ってくるLeadの鬼畜っぷりも余韻を盛り上げてくれて最高でしたね!

 

EN1. Beautiful Day

 

ここではあっくん&伸ちゃんが客席から登場!これだけのパフォーマンス力とキャリアをもってしても、ファンの近くに行こう交流しようってしてくれるLeadはすごいよ。。。油断すると後ろから現れたりしてびっくりすること数回、でした(笑)

 

Beautiful Dayは15周年イヤーの夏にリリースされた楽曲でしたが、それからもこうして大切に歌い継がれてどんどん曲としての魅力が増していくなあって思う1曲。

 

EN2. Always Love

 

昼公演のアンコール2曲目は"Always Love"、これは歌詞がとにかくいい。これを「僕らの気持ち」とさらっと言えちゃうところ…鍵本輝さんだなあと思いましたわ。。。

 

"どんなに辛い時でも 僕は笑顔でいるよ 君の笑う顔が見たいから"

 

ってフレーズがLeadっぽくて、いろんな不条理や大人の事情や思い通りにならないこともあるだろうけど、とにかく私たちの毎日に笑顔とパワーを与えてくれている3人に感謝感謝だなあと思いながら噛みしめてました。

 

EN3. Versus

 

夜公演はこちら!

あの、楽曲もパフォーマンスもめっちゃ好きなんですけど、昼はあんなに甘いミドルテンポの曲でしめたのに、夜は急に「LeadとLeadersの勝負や!」になっちゃうんでしょうか、、?喧嘩別れ?w

 

という突っこみはさておき、さんざん歌って踊ってきた締めにまだこれをぶつけてくる体力の無尽蔵さに慄きましたわ。最後までめっちゃくちゃ声出るしめっちゃくちゃ踊るしもう、きみたちはっ!!!!!好きだぞ!!!!!

 

 

・・・ということでいかがでしたでしょうか!!!!!

だいぶ時差にはなりましたが書きながら自分も思い出してまた楽しい。何か月たってもこんなに楽しい。これはもはや実質無料を超えてお金を頂いているくらいの気分(※繰り返し)(経済観念の消失)なので、浮いたお金を今後もLeadの活動に捧げていくしかないよなあって思うわけです。こんなにお得な趣味ってあるんですかね。私はほかには知りません。

 

 

 

実際の参加は逃した方!安心して下さい。

私のつたない文章なんかよりも何倍も伝わる、DVD / Blu-rayがなんと!

既にこの世に発売されております。

 

youtu.be

 

気になった方、現代は便利ですね。親指1つで手に入ります。

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なんか金額書いてありますけど、大丈夫です、再生して2曲目くらいには「あれ?実質無料かな?」ってなりますので。本当です。(真剣)

 

 

そしてここまで長文を読んだ我慢強い皆様へご褒美です。

Leadの1/30発売の30枚目のNew Single "Be the NAKED"のMVです。

youtu.be

 

実は、このめちゃくちゃかっこいい曲が、、、なんと、"実質"無料じゃなくて本気で無料で観られる機会があるって知ってましたか!?そうなんです!嘘じゃないです!

lead.tv

 

2019年最高の予感しかしないですね。

 

以上!!!!!

2019年もLeadが大好きです!!!!!

 

 

 

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