私は耳で恋をする

ある日歌声の一撃で沼に落ちたオタクの話です

私達は自分を信じ - #プリシラ 2019 -

プリシラ2019が3/30に終わった。
感想を書いては消し、書いてはプリシラロスになり、結局こんなに時間が経ってしまった。。。うまく書けるかなあ。

 

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寂しい。寂しいけど、でも、本当に!!!

楽しかった!!!!!

 

何度考えても、最後はこの言葉に尽きてしまう。


 

 

楽しくてきらびやかででも人間臭くて、登場人物はみんな全然"完璧"なんかじゃなくて、最高に愛おしくて。

振り返る今、一番頭の中に響いて残っているのは、カーテンコールでミス・アンダースタンディングが高らかに歌う、この一節。

 

"理屈じゃない
どんな愛にも間違いはない"

 

 

この、"理屈じゃない"という一言が、私がこの作品を大好きになった理由だな、と思った。日頃(仕事柄とめんどくさい性格のコンボにより)、理屈をこねくり回してしかいない私に、理屈をすっ飛ばして脳天直撃で愛とパワーをぶつけてくる。亜門さんが、そして演者の皆さんが、"メガ愛情"を込めた、特別な空間だった。

 

 

私のプリシラの旅は、いつもアダムが中心にいた。プリシラと出会わせてくれたのは、古屋敬多さん演じるアダムだった。アダムは私にとって、愛おしく、まぶしく、憎たらしい存在で、そして、救いだった。

 

 

 

ティックは「あの子には才能がある!」と言い切る。当の本人も才能に導かれる天才肌のように振る舞う。
でも、バーナデットに「私たちが努力してきたからよ!」と言われたときに、堰を切ったかのようにまくしたてる「努力~!?口パクして腰振るのに、努力がいる!?」という言葉に、どれだけ努力をして築き上げてきたが垣間見えてぐっとくる。ああ、あのMaterial Girlは、アダムが努力して、自分のアイコンであるマドンナへのリスペクトと、自分らしさを全力で形にしたパフォーマンスだったんだな、と。そんな素直じゃない、一生懸命なアダムが、愛おしくて仕方ない。観てる私の顔たぶん完全に親戚のおばちゃん。

 

 

アダムは楽しいことが大好き。楽しいことの匂いを嗅ぎつけては、ひょこひょこと寄って行ってしまう。純粋に楽しいことが大好きという部分もあるんだろうけど、お節介ババアな私は、観ていて余計な想像までしてしまった。

きっとアダムは、人一倍辛い思いをこれまでしてきた。母から放置され、父から虐待を受け、世の中のたくさんの理不尽をその身にかぶって。きっとその度に、辛い記憶を楽しい思い出で塗りつぶしてきた。そうして強く生きてきた。辛い記憶が多く、強いほど、それを塗りつぶすための楽しい思い出もたくさん必要になる。痛み止めがだんだん効かなくなるみたいな感じ。

そうして塗りつぶすのが上手になったアダムだからこそ、バスに酷い落書きを書かれたときにも、「私たちらしく、バスをメイクした方が楽しくない?」なんてアイデアが出てくる。Color My Worldを歌うアダムは、とっても楽しそうで、キラキラの笑顔で、かわいくて。でも曲が終わった直後、「どう?素敵なレインボーのバス!」と言ったアダムに、バーナデットが「いくら塗ってもお墓はお墓よ」と言うと、キッと睨んで「ほんっとネガティブなババア!」と怒り出す。アダムが必死に塗り替えようとした思い出に、簡単には乗ってくれないバーナデットがむかつくのだ。そして、きっと怖くもあるんだと思う。これまでこうして前を向いてきたんだから、私のやり方を邪魔しないで、と。

 

 

 

楽しいことで忘れたい。一瞬でもいいから誰かに見ていてほしい。束の間でもいいから愛されたい。そんなアダムの気持ちが暴走して、危険な夜遊びに飛び込んでしまう。Hot Stuffで歌い踊るアダムが美しすぎて、一瞬時間が止まる。あの瞬間本当に、一挙手一投足が美しすぎる。。。「一人で寂しく夜を"もう"過ごしたくない」の歌詞に射抜かれる。もう、ってことは、これまで過ごしてきたってことで。たくさんの寂しい夜があったんだよね、と。

逃げて抵抗してそれでも傷付いて。動揺するアダムに、ティックが畳みかける。「死ぬところだったんだぞ!?」と声を荒げるティックは、アダムのことを心底心配していて。きっとアダムのこれまでの人生で、大きな声でぶつけられた感情は、怒りばかりで。誰かが自分のことを心底心配してくれる悲痛な声を、どう受け止めていいのかわからなかったんだと思う。ティックが走り去った後にバーナデットが話し始めたとき、きっとアダムは、また怒られる、と思ったはず。でも想像以上に柔らかな語り口に、肩の力がほどけて、耳をふさぐ手が緩む。「あなたは悪い子じゃない。」に泣き出すアダムは、きっと小さいころから泣くことに慣れてなくて、泣き方がちびっ子のまま、下手っぴで。そんな姿が愛おしくて切なくて、抱きしめるバーナデットに、乗り移りたい。。。と思ったのはきっと私だけじゃないはず。(軽くホラー)

体でつながらなくたって、自分を見てくれる、愛してくれる人がいるんだと、身に染みて感じたことで、きっとアダムの中の何かが変わったんだなあ。バーナデットとボブの結婚式で、誰よりもはしゃいで嬉しそうな姿と、痛々しい顔の傷跡のギャップに、清々しい気持ちとなんとも言えないくしゃくしゃっとした気持ちでいっぱいになった。

 

 

 

 

そして、なぜアダムが"救い"だったか。それはアダムの存在こそが、"どんな愛にも"というフレーズの、本当の多様性を見せてくれたから。ここからは(も?)完全なるこじつけな可能性があるのだけれど、勝手に私の思ったことを。

アダムがHot Stuffで大暴れする直前、気を付けろとボブやティックに止められるのを振り払って言うのが、「だ~いじょうぶ!セックスアンドザシティーの、サマンサになりたいだけだから!」というセリフ。何を隠そう、セックスアンドザシティーのドラマ版6シーズン分+映画版2本はそれぞれ多分3回ずつは見ている私なのですが、このセリフと、最後のアダムの姿がどうしても結びついてしまうから。

 

 

皆さん、セックスアンドザシティーを、そしてサマンサを知ってますか?(突然)

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写真左から、ミランダ、サマンサ、キャリー、シャーロット。キャリアもある女性4人が、要はずっと恋愛で苦労しまくる話(好きな割に雑)。ここから少し長くなります。

 

肝心のサマンサの人物像はWikipediaから引用するとこんな感じ。

PR会社の社長。4人の中で最も自由で最もセックスに積極的。あまりにきわどい話に、他の3人がついていけないことがしばしば。他の3人より少し年上。

 

要は、遊びまくり。愛だの結婚だのは信じない。自分の欲望を満たしたいときに満たすのが一番。イメージとしては、例えば冒頭のミス・アンダースタンディングが歌う「愛なんていらない」で、「それはただスリル、物珍しさからよ」という歌詞があるけれど、まさにそんなような言葉を3人の親友たちにぶれずに投げかけ続ける。正直めんどくさいし、トラブルメーカーだし、友達にはしたくない(笑)

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この作品、途中は本当に色々あるんだけれど、最後はミランダも、キャリーも、シャーロットも、愛する相手と結婚する。バツイチだったり、でき婚だったり、色々するけど、結局は好きな人とめでたしめでたし、という結末は同じ。でもそんな中、映画版のセックス・アンド・ザ・シティ1で、サマンサだけは全く違う選択をする。

ドラマ版の途中でサマンサはスミスという若い恋人ができる。小劇場の売れない俳優でバーテンダーだった彼を見初めて、彼のPR担当として、ハリウッドスターにまでのしあげる。そんな中、サマンサが癌になる。治療で髪の毛が抜ける中でも支え続けるスミスの姿に、愛を信じないサマンサが初めて真剣に付き合いを始める。そんなスミスを売り込むため、ロスに一緒に移り住みもする。そして映画版の1の終盤。5年間付き合って、最後の最後、サマンサはスミスに別れを告げる。彼中心の生活に耐えかねて、自分が自分らしくないと、ストレスをためすぎて過食になるくらい悩んだ末の決断だった。その時のサマンサのセリフが、たまらないのだ。

 

"I love you, but I love me more."

(あなたを愛してるわ、でも自分のことはもっと愛してるの。)

 

 

この時サマンサは50歳。ハリウッドスターで自分を愛する若くて輝かしい恋人との未来よりも、自分が自分らしく在ることを選んで離れる。「あなたと5年付きあってきたけれど、私は自分自身と50年付き合ってきたの。自分自身のために生きていかなきゃ。」そういって、愛おしそうにスミスの頬を撫でて去るサマンサの表情は、たまらなくかっこいい。

 

 

プリシラに戻ってみる。

アダムは序盤にティックが結婚していると聞いた時、茶化した後にバスの中で"理解できない"とでもいうかのように首を横に振る。結婚なんて、信じられないんだろうな。両親の姿を見ていたらそれも理解できる。ボブに恋するバーナデットにあきれて、「おばあちゃんになってもそんな色目使うのね」なんて皮肉る。

それでも、バーナデットとボブの結婚式を誰よりも盛り上げるのはアダム。ベンジーからパパ、と呼ばれて浮かれるティックに対して、憎まれ口は叩くけど「あの子にとって最高のプレゼントになったわね」とそっと祝う。そしてバーナデットがボブとウキウキ部屋に消える姿を見て、肩をすくめて両手を広げつつ、全然悔しそうでもなく、嬉しそう。徐々にアダムが、二人が愛を見つけていく姿を受け入れ、応援しているのがわかる。

 

 

そして、最後のエアーズロックのシーン。3人が岩の頂上で歌った後、マリオンが現れティックがそばに駆け寄り、ボブが現れバーナデットが少女のように手を振って近寄っていく。愛の形は違っても、二人それぞれに愛する人のもとへまっすぐに駆け下りていく。その姿を笑顔で見届けたアダムは、瞬間すっと表情を正し、凛としたまなざしで前をまっすぐ見据えながら、ゆっくりと一人で岩を降りていく。何も見えない未来を、それでも自分の目で見抜いてやる、という心意気とでもいうのか。背筋をすっと伸ばし、にこにこするわけでもなく、険しい顔でもなく、ただ余計な力の入っていない、清々しいまっすぐな瞳で。

この時に、ああ、アダムは、"自分を愛すること"を見つけたんだ、と。バーナデットのような運命の恋"愛"とも、ティックのような暖かな家族"愛"とも、また違う。誰かに頼らない、自分が自分を愛するんだという誇りにも似た気持ち。たとえ隠れゲイのバーテンと来週くらいに別れてしまったとしても、心の根っこは傷付かない。愛は、"誰か"と創るものだけじゃないんだよ、という、本当の多様性を、アダムが示してくれた気がした。そしてそれが、サマンサの"I love you, but I love me more"と重なった気がした。それが私にとって、アダムが救いだった、と感じた理由。

 

 

 

 

 

アダムから感じた魅力がこれだけじゃ全然書ききれていないし、勝手な想像だらけで間違っていることも多いかもしれない。でも、プリシラから受け取ったパワーは間違いなく本物で、こんなに素敵な作品をたくさん観に行くことができて、本当に幸せだなと思う。

 

そんなアダムを全力で、命を燃やすかのように演じた敬多くんは、本当に素晴らしかった。私みたいなファンの贔屓目なんかで語れる領域はとっくに飛び越えてしまって、あちらこちらから絶賛する声が聞こえた。中でも演出家の宮本亜門さんからのこの言葉は、本当に嬉しくて、何度も何度も読み返した。

www.sanspo.com

 

 

 

長くなりすぎるからアダム以外のことがほとんど書けなかったけれど、ティックの繊細だけど折れない芯も、バーナデットの気高さも、DIVAの"まさに歌姫"な歌声も、ミス・アンダースタンディングのパワフルさと影も、シャーリーの無邪気なダンスも、ボブの不器用さも、シンシアのクレイジーでキレキレな動きも、マリオンの広い心と揺るがない信念も、ベンジーのすべてを吹き飛ばす純粋さも、そして一人一人の役名を上げきれないけれどたくさんの魅力的なキャラクター達も。本当に、全ての瞬間が愛おしくて、楽しくて、大好きでした。プリシラ、ありがとう。

 

 

 

きっとこれから、アダムが開け放ったミュージカルという世界の扉をくぐって、敬多くんはどんどん羽ばたいていくんだろうな。また、ステージで輝く敬多くんの姿が観られたらいいな。そしていつか、"愛してしまった"アダムとの再会も。

 

 

 

これからも、応援しています。

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Leaders Party 16! ~JUMP!~ ネタバレメモ

Lead FCライブツアー Leaders Party 16! ~JUMP!~ (通称リダパ16)大阪公演に参加したネタバレメモです。参加した勢いそのままにメモ。(なので汚い←)

 

セトリ、ネタバレ書いてますので閲覧はご注意をお願いします!違うところあったら優しくそっと教えて欲しいです。・°°・(>_<)・°°・。←自信ない

 

●ステージ後ろに高くなった部分あり、真ん中にDJ卓。DJ卓後ろあたりに大きな画面。割とシンプルなステージセット。

 

●冒頭平成を振り返る映像。色々懐かしすぎwファービーはやばいwwwナチュラルに若かりしLeadが入ってて沸いた

 

●セトリ(たぶんあってる、、、?)

1.Burning up

2.Drop in the box

3.Game

MC

4.Jump Around ※修正しました!教えて下さった先輩Leadersの優しい皆様、ありがとうございます…!

5.Gimme a call(途中で平成の携帯ネタ挟む)

6.R.O.O.T.S.

ダンスコーナー「夜もアッパレ」

    浪漫飛行米米CLUB

    メドレー(EZ DO DANCE, 寒い夜だから, survival dAnce)/TRF

    Body & Soul/SPEED

    LOVEマシーンモーニング娘。

    U.S.A./DA PUMP

DJコーナー

MC

クイズコーナー「金曜リードショー」

7. プリズム

8. STAR PLAYA

9. Steppin'out

10. ONE FOR DA SOUL

11. Boom! Boom!

12. Zoom up 

EN1. Be the NAKED

EN2. 光

 

●好きだったとこメモ(雑………)

Drop in the boxの振りが気怠げでかっこよすぎる。バリバリ踊りまくるって感じじゃないけど決める時決めるって感じ。あと大サビ前の敬多さんの高音パートがまじで音源よりいいのなにごと。

 

・マリオの曲可愛いほんと可愛い。ボックス出てきて登ったり動かしたり可愛い。歌詞も可愛い。オーエッオーエッオーエオエオーッ

 

・ぎみあこーる久しぶりでめちゃくちゃ上がる!のに!途中で面白ネタぶっ込んでくるのお腹痛いwwwデコ携帯→あっくん、大量のストラップ→敬多くん、裏にプリクラ→伸ちゃん、なの、勝手にイメージぴったり。プリクラが昼と夜で違ったの芸が細かい。電池パックの裏に貼ってたわ…

 

・R.O.O.T.S.の振りが!変わってて!めっっっっちゃかっこいい。いろんな時代のいろんなダンスが詰まってる気がする(知識がなさすぎて語れない)。敬多くんソロからの三人が真ん中で丸くなるとこの感じが好き。この曲今回で一番好き。

 

・夜もアッパレ、腹筋が断裂するレベルで笑ったのにダンスのクオリティがまた高いもんで本当に才能の渋滞が起きてる。米米CLUBのあっくんなぜかフレディマーキュリーみある(たぶんジャケットのせい)。SAMで出てきた瞬間たぶん会場中の人の悩み吹き飛ばすレベルの破壊力ある。金髪ロングのかつらをつけた古屋さんが本当に可愛い女の子に見える。アダムちゃんゲスト出演してる。DA PUMPさんのときなぜ3人全員U-YEAHさんなの。かつらとって汗だくな髪の毛のせいでどう見ても工事終わりの休憩時間。USAも振りがオリジナルになってるの超かっこよかった…本家DA PUMPさんにもこのバージョン踊ってみて頂きたい…

 

・ONE FOR DA SOUL歌う敬多くんの声がなんだか少し若返って聞こえて(錯覚?幻聴?)こんなに大きくなって…ってなる。クイズコーナーで動画で昔の姿みてるから余計に。

 

・ぶんぶんのダンスが普通に難しい。←

 

・Zoom upがやはりいつまで経っても本当に大好き。超かっこいい(これしか言ってない)

 

・ばーにんはJumpってめっちゃ言うし、おもちゃが曲名のDrop〜からのGameとか、平成のおもちゃの話と絡めてる?(映像に出てくるファービーとか)その後マリオだし…ルーツ歌ってからの音楽のルーツを探るダンスコーナー、自分たちのルーツを探るクイズコーナー、(7〜10のメドレーは私は語れるほど曲の裏側を知らないので誰が教えてほしい)、ぶんぶんもジャンプ系?ズーマは平成を心に焼き付けておこう的な話?(全部全く的外れだったりして←)

 

あと6公演見る中でなんか印象変わるかな!楽しみにしよっ!!!

 

 

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ミュージカル #プリシラ でアダムに心奪われたあなたへ~古屋敬多という最高な沼への誘い~

 

 

"Gayってぇ、
楽しむってことでしょ~!?"

 

 

このセリフが瞬時に情景と共に脳内再生されたそこのあなた。
是非お友達になりましょう。

 

 

 

2019年3月9日より日比谷・日生劇場にて公演中のミュージカル「プリシラ」の登場人物、アダムのセリフの一つです。そしてこのブログは、そのプリシラでWキャストの一人としてアダムを演じる、Leadの古屋敬多さんに興味をもってくださった方の背中をそのまま沼に突き落とす…もとい、もっと知ってもらいたい!と勝手に押し売りするそんなお節介丸出しなブログです。

(いつも長くなりがちだけどこのブログは読みやすく!簡潔に!を目指します!!)

 

 

プリシラとは?

 これはもう私なんかが説明するまでもないですが。

www.tohostage.com

 

原作は1994年に 公開された、3人のドラァグクイーンたちによるドタバタ珍道中を描いたオーストラリア映画。低予算で製作されたにもかかわらず世界中で大絶賛を浴び、その奇抜でオリジナリティ溢れる衣装によりアカデミー賞衣装デザイン賞も受賞。今やLGBTQのバイブル的な作品となりました。

2006年にはミュージカル版がオーストラリアにて誕生。マドンナやドナ・サマーといった往年のディスコヒッツが鳴り響く中で、豪華絢爛な衣装をまとったキャストたちが歌い踊るゴージャスな舞台は、ロンドン・ウエストエンド、NY・ブロードウェイを含む15カ国以上の国で上演されてきました。

 

というわけです。(引用しただけ)

 

日本での待望の初演が2016年12月。2年以上も前のことであるのが信じられないほどに鮮烈な印象を残した作品でした。冒頭から、音とエネルギーの塊がステージから客席へとぶつけられる感覚。あれよあれよと世界観に巻き込まれ、主人公やその周りの登場人物のさまざまな一面に共感したり、驚きを覚えたり、それでもみんな前を向こうとする姿に、劇場を出る自分の顔が入る時よりも少し上を向いている感覚になって。

 

そんなエネルギッシュでファビュラスな作品が、とうとう2019年3月、帰ってきました!メインのキャラクターの3人、ティック(山崎育三郎さん)、バーナデット(陣内孝則さん)、そしてアダム(ユナクさん/古屋敬多さん)は、それぞれにドラマがあり、LGBTQとしても異なる立ち位置で、それぞれの悩みを抱いて。と、これ以上作品のことを語るとそれだけでブログが終わりそうなので、プリシラ自体への感想や想いはこの辺にしておこうと思います。。。(公演期間終わったら別で書くぞ)

 

 

古屋敬多さんとは?

今回紹介したい古屋敬多さんは、普段はLeadというダンスボーカルグループで、音楽活動をしています。

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前回の2016年のプリシラ初演が実はミュージカルは初出演!アダムという、欲情的で感情的で、直観に突き動かされるパワフルな役に体当たりで挑戦し、たくさんの反響を得ました。それがわかる会話が、座長の山崎育三郎さんのラジオ番組に出た時のこちら。

 

 

 

 

古屋敬多さんとは、神様からえこひいきされたのではと疑わしいほど魅力に溢れた素晴らしい人です(ざっくりすぎてごめんなさい)。こんな頭のおかしい記事も書いていますのでお時間がある方はどうぞ↓

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1988年6月13日生まれ(現在30歳)※見えなくないですか!?
福岡県出身
14歳でLeadとしてデビュー

lead.tv

 

そう、あんなに若さはじけるキュートでセクシーで爆発的なアダムちゃんを演じつつも、30歳という大人な男性です。育三郎さんと、学年でいうと3つしか違わないのです。芸歴は長く、なんと現在デビュー17年目です。そして、陣内さんと同じく出身は福岡の九州男児です!

 

性格は「天然」とよく言われます。想定外の行動で周囲を驚かせることが多いですが、本人は意外とその自覚はなく、以前、楽曲の歌詞にちなんで「女性を振り回すのと振り回されるのどっちがいい?」と聞いたら真面目な顔で「いや、でも振り回すとかきっとできんと思うから。。。」と戸惑われて、こちらが盛大に戸惑いました。
ネガティブとポジティブ両方あるからネジティブ(ポガティブでも可)」という斬新すぎる自己紹介をしているように、あの天真爛漫そうな笑顔の裏側には繊細で悩んでしまう一面も。(でも、お仕事の場ではそれを隠しているところも好き。)あとは感性が独特で、日々のツイートやブログでも彼の目線で世界が切り取られていて素敵です。そして極めつけには作詞にも彼の個性がバチバチに出ていてとってもおすすめです。(これに関しては暑苦しいブログ書いてた)

 

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今回のアダム役を見た方は想像つかないと思うのですが、実は元々はとても太りづらい体質をしていて、今回のプリシラも見越してか、2018年ごろから本格的に筋トレをはじめ、肉体改造に取り組んできました。ぜひ、初演と今回のアダムの写真を見比べて見てください。体型の差に驚くはず。体重を落とさないためなのか、単に好きなのか、敬多くんといえばバナナ、バナナといえば敬多くんというレベルにバナナをよく食べています。房ごとカバンに引っ掛けて持ち運ぶのはさすがに最近やっていないんでしょうか。。。(笑)

(初演の稽古の時の写真、細さがわかる)

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Leadとは?

 

lead.tv

 

 そんな古屋敬多さんが所属するダンスボーカルグループ、Leadについても。2002年7月31日デビュー。現在は古屋敬多さん以外に2名のメンバーで、計3人組で活動しています。

 

谷内伸也(タニウチシンヤ)さん
(31歳、大阪府出身)

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鍵本輝(カギモトアキラ)さん
(30歳、奈良県出身)

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三者三様なイケメンじゃないですか…?(シンプル)(顔面が強い)

 

Leadについては百聞は一見に如かずだと思うのでこちらをどうぞ。2019年1月30日に発売された30枚目のシングル「Be the NAKED」のMVです。

youtu.be

 

ちなみにこの曲の途中で出てくる、足の間あたりをさわさわっとする少しセクシーなダンスが「モザイクダンス」と言われる振り付けなんですが、これを稽古場で育三郎さんが一緒にやって下さったそうでファン歓喜

 

そして実際のプリシラのカーテンコールでもこの振り付けをやってくださいました!!!!!

 

 

Leadが所属するライジングプロダクションという事務所は、今話題のDA PUMPさん、三浦大知さんをはじめ、多くの実力派アーティストの所属する事務所です。

www.rising-pro.jp

 

Leadはあの歌とダンスの神の三浦大知さんから「肺が4つある」と言われたほど運動量の多いダンスをこなしつつパワフルな歌とラップで魅了する素晴らしいグループです。例えばライブの映像を見てもらえたらわかるのでは…2018年夏のライブ映像のダイジェストをどうぞ↓

 

youtu.be

 

興奮冷めやらない私の気持ち悪いブログもどうぞ。

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古屋敬多沼に入るには?

さあ、ようやく本題です。プリシラでアダムが気になる!気が付くと目で追ってしまう!というあなた。とはいえそこからどうしたらいいのか…?わからないことだらけですよね。では古屋敬多沼に入水していただくためのありとあらゆる手段を今からご紹介させてください!!!!!(何を隠そう私もここ3年ほどでファンになった新規なので至らない点があれば先輩たち教えてくださいね…!!!)

 

①なにはともあれまずSNS

現代は便利ですね。無料で・親指一つで・今すぐに、気になるあの子の情報をゲットすることができます!!!

 

まずはTwitter。ひとまず敬多さん本人と、Lead公式アカウントをフォローして下さい!もしよければそのあとに伸也さん輝さんも。

twitter.com

twitter.com

 

次にインスタ!こちらはLead公式は一時期のみの限定アカウントでしたので今は更新していませんが、過去の写真などが見られます!

www.instagram.com

www.instagram.com

 

そして忘れちゃいけないYouTube!先ほどいくつかリンクは貼りましたが、本当にお宝映像が満載です。最初はこれを掘りつくすだけでもかなり楽しい。

www.youtube.com

 

次にブログ。どなたでも見られるアメーバブログと、有料会員のみのブログの2種類があります。

ameblo.jp

 

有料会員のブログは、ライジングプロダクションのモバイル専用サイトに登録頂かないといけません。(リンクうまく貼れてるか自信がない)こちらは月額300円、年間に直すと3,600円ですが、個人的には敬多さんはアメブロとこちらのブログで書く内容を変えてくれたりなどかなりオタクへの至れり尽くせりがすごい方なので、実質無料くらい位の感覚です。

sp.rising-pro.jp

 

あとはLINE!!!!!公式からお知らせが来ますので、ぜひお友達登録しておいてください!

line.me

 

 

②Leadの楽曲、今ならサブスクで!!!

デビュー17年目のベテランユニットLead。がゆえに、楽曲も本当にたくさんあります…!でも安心してください。今ならサブスクで全曲聴けるのです。

※サブスク:サブスクリプションの略。定額制聴き放題音楽サービス。一部機能であれば無料で聴ける部分もあり。

 

Spotify

open.spotify.com

 

他にもAWA、LINE MUSIC、dヒッツなど、様々なサービスでLeadの楽曲が聴けます!YouTubeにもかなりの数のMVが上がってはいますが、全曲制覇するならサブスクで♪

pony-canyon.lnk.to

 

 

③ファンクラブライブ、来てみません?

はい、②から③でいきなりハードルがぶちあがるのは自覚しております。すみません。でも、プリシラが終わって1週間後に、Leadのファンクラブライブツアーが開幕するのです!!!ファンクラブでないとチケットは取れないのですが、都合が悪くなって行けなくなった方などから譲って頂ければ、非会員の方でも行けるはず…!(これはちょっとあまり大々的には言ってはいけないかな。。。)

 

lead.tv

初日の4/5名古屋公演から、5都市9公演!東京はオーラスの4月28日です。

 

とにかく、Leadの良さはライブに一度足を運んでいただければ絶対に伝わります…!ダンス、歌、ラップ、そして総合的なエンターテインメント。アダムとしての魅力に心奪われた皆さんに、また大きく違う、ふり幅の大きな古屋敬多の魅力を伝えられるはず!!!!!そしてもしかしたら、MCなんかでちらっとアダムちゃんが顔をのぞかせちゃうかも…?ファンクラブ、と名はついていますが、初めての方でも絶対に楽しめるライブです!なんか行きづらいなって方、そんなことありません!おひとりさまでも、全力で楽しめるのがLeadの魔力です!!!!!

 

(自分の引用ばっかで恐縮ですがファンクラブライブってこんな感じ)

tok-314.hatenablog.com

 

ファンクラブライブのことは「Leaders Party」と呼びます!Leadersとは、Leadのファンの総称で、ファンクラブの名称もLeadersです!Leadのファンが集まるパーティーってことですね!通称「リダパ」と略されたりもします。今回は16回目の開催ということで、#リダパ16 なんてタグも敬多くんが使っていたりしますね!ぜひ、ぜひ!!!ご都合がつくようなら、1公演でもお越しください!!!!!

 

ちなみにリダパは基本的には全席自由の整理番号制での入場になります。会場によって、椅子がある場合と、完全スタンディングの場合があります。ホールや劇場のように傾斜はなく、フラットな床の会場が多いので、ライブ慣れしていない方は少し躊躇するかもしれませんが、大丈夫!もみくちゃになるようなことは一切ないですし、とても平和な雰囲気です♪

 

 

④今後の現場に備えましょう

(訓練みたいになってきた)

 

ファンクラブライブいきなり来てください!とか言われても皆さんご都合もありますしね、難しいですよね。ここから先は確定情報は一切ないのですが、去年やおととしはこんな感じだったよ~というざっくりした話になりますのでご了承を。フォロー頂いた各種SNSでお知らせがおいおい出てくるはずです!!!!!

 

・GWに(もしかすると)ライジングのフェスイベント!?

・そのうち新曲リリースあるかも!?

・夏にはきっとライブツアーがあるはず!

 

この3点です!!!!!

 

 

・GWに(もしかすると)ライジングのフェスイベント!?

 これは一昨年が初の試みで、昨年も開かれました、「5月の風」というライジング事務所の男性アーティストが一同に会すフェスイベントです!!!

www.rising-pro.jp

 

今年も開催するかは一切不明ですが、もし開催されれば、Leadはもちろん、DA PUMPさんや三浦大知さん、w-inds.やBuZZなど、実力派ぞろいで見どころしかないステージが一度に見られる超お得イベント!!!!!(開催されるといいなあ…)

もしGWに旅行などの予定がない方は、なんとな~く予定を開けているといいことがある、カモ…?????(一切の根拠はありません)(願望)

 

・そのうち新曲リリースあるかも!?

1月30日にシングルをリリースしたLeadですが、大体年間に1~2回ほどのリリースがあるイメージ。とすると次は夏ごろに何かあるか…!という期待。

 

リリースがあると、おそらくリリースを記念したイベントが開催され、無料でミニライブが観られたり、CDを買うとあの顔面の強い…もとい、イケメンたちと握手することもできたりします!このイベントに関してはシステムがやや複雑なため色々と補足説明が必要だったりするのですが、それは開催が決定してからということで。

 

Leadにはまって最初のリリースイベントで頭がおかしい私の様子を晒しておきますね。

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・夏にはきっとライブツアーがあるはず!

 今回4月に開催されるのは「Leaders Party」というファンクラブライブツアーだと書きましたが、Leadは夏に「Upturn」という題名で通常のライブツアーがあります!最速先行チケットはファンクラブ入会が必要ですが、こちらは一般販売もありますし、スタンディングではない会場も多いので、お一人でも参加がしやすいのではないでしょうか!夏の予定は、ぜひLeadに☆彡

 

 

 

 

ということで走り書きでしたがいかがでしたでしょうか!!!!!大した情報量でもないのですが、気になった勢いをそのままに気軽に読んで、気軽にいろんなものをフォローして、気軽に現場に来ていただきたい!!!!!その気持ちだけ受け取ってください!!!!!(勢い)

 

Leadは、古屋敬多沼は、楽しいぞ!!!!!

 

 

 

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